검은 마늘이란?
青森に、春が来るたびに思うこと。
雪が解けると、十和田の畑がまた息を吹き返す。
子どもの頃からずっと見てきた景色。でも、この街のことを知っている人が、どれだけいるだろう。新幹線の駅もない。有名な観光地でもない。それでも私は、この土地が好きだった。ここで生まれて、ここで育って、ここで生きてきた。
だからこそ、ずっと心のどこかにあった問いがある。
「この場所の豊かさを、世界に届けることができるだろうか。」
にんにくと、私。
もともとにんにくが好きだった。スタミナがつく気がして、健康のために黒にんにくを食べるようになったのは、ごく自然な流れだった。
でも、続けるのが難しかった。
個人が手作りした黒にんにくを何種類も試した。美味しいときもある。でも次に買うと、なぜか違う味がする。酸っぱすぎたり、固すぎたり。「体にいいとわかっていても、美味しくなければ続かない。」それが正直な気持ちだった。
そんなある日、ふと調べていて一つの会社の名前が目に留まった。日本一のにんにく取扱量を誇る会社。迷わず連絡した。
返事が来た。そして、私は言葉を失った。
その工場が、地元・青森県十和田市にあった。
運命、という言葉を初めて信じた日。
カワダ食品株式会社の黒にんにくを、初めて口に入れた瞬間のことを今でも覚えている。
甘い。フルーティーだ。そして、やさしい。
それまで感じていた「黒にんにくらしい癖」がない。あるのは、素材そのものが持つ深みと、丁寧に時間をかけて育てられたものだけが持つ、おだやかな甘さだった。翌日も、また翌日も同じ味がした。どの粒を食べても、ぶれない。
これは、技術だ。情熱だ。長年積み上げてきた、本物の仕事だ。
感動した。そして、気づいたら自然と笑顔になっていた。
「この味を、もっと多くの人に届けたい。地元の誇りを、世界に届けたい。」
EARTH JEWELは、その笑顔から生まれた。
遠くにいる、あなたへ。
私には、届けたい人の顔がある。
仕事や学業のために地元を離れ、慣れない土地でひとり頑張っている息子さんや娘さん。その子のことを、遠くから案じている親御さん。逆に、都会から故郷の親の顔を思い浮かべながら、「元気でいてくれているだろうか」と胸を痛める優しい子どもたち。
言葉では伝えにくいことがある。会いに行けない距離がある。でも、「元気でいてほしい」という気持ちを、何か形にして贈ることはできる。
黒にんにくは、そういうものだと思っている。毎日ひと粒、手のひらに乗るほどの小さな贈りもの。でもその中に、大切な人の健康を願う気持ちを込めることができる。
「元気でいてね」という言葉の代わりに。
十和田から、世界へ。
私はもう一つ、別の仕事もしている。青森県十和田市から、世界26ヵ国の生徒たちにそろばんを教えるオンライン教室だ。
最初は誰にも信じてもらえなかった。「十和田から世界へ?」と笑う人もいた。でも今、画面の向こうには世界中の子どもたちがいる。場所は関係ない。本物は、届く。
黒にんにくも、同じだと信じている。
十和田の大地が育てたにんにくが、カワダ食品の技術と出会い、EARTH JEWELの想いを纏って、世界の誰かの食卓に届く。その人が笑顔になる。元気になる。「青森って、どこだろう」と地図を開いてくれる。
それだけで、十分だ。それ以上のことなど、望まない。
EARTH JEWELは、2025年12月に十和田で生まれました。まだ小さな、生まれたばかりのブランドです。でも、想いだけは誰にも負けません。
青森の大地が育てた本物を、あなたの食卓へ。あなたの大切な人の食卓へ。
これからも、ここ十和田から発信し続けます。
EARTH JEWEL 代表 川上武則